
ホームページの保守・管理
ホームページの保守・管理は、サイトの安全性や利便性を維持し、最新の情報を提供するために重要です。
サーバーの簡単な管理やメールチェック、他、オンラインショップのサポートまでその内容は様々、基本的な業務を理解しながら何が必要かを把握しておくと無駄なく安全なウェブサイトの運用を行えるようになります。
基本的な維持費とは
- ●ドメイン費用(年間 1,000円〜5,000円)
- ●サーバー費用(年間 5,000円〜数万円程度)
- ●SSL証明書(無料〜年間 10,000円以上)
- ●CMS・プラットフォーム利用料(無料〜月額 3,000円以上)
これらが維持費、というくくりで挙げられるものです。
ウェブサイトの基本仕様や機能によっても変わりますが、おおよそ小規模~中規模くらいの事業のウェブサイトであれば、年間2万円程度の費用で維持が行えます。
保守・運用管理とは
ウェブサイトの保守とは、サイトを安全・快適に運営し続けるための管理・更新作業のことです。
サイトが正常に動作するか、最新の状態に保たれているか、セキュリティリスクはないかなどをチェックし、必要に応じて対応します。
内訳は下記のようなものになります。
- ●サーバーやCMSなどのバージョン管理
- ●セキュリティチェック
- ●バックアップ
- ●アクセス解析
保守を怠ると、ハッキングやサイト停止のリスクがあるので要注意です。 運営方法に応じて、自分で管理 or 業者に依頼 を選ぶと良いと思います。
保守内容にコンテンツの更新やアドバイスがあると◎
ウェブサイトを公開しているだけで事業が上向きになるのならば問題ないのですが、やはりそこは有効活用してこそ。
ユーザーファーストの情報掲載はSEOの効果も高く、コンテンツの数や質もとても重要になってきています。そうしたときに、維持だけでなく運用についての知識がある制作チームと並走することで、「意味のある」ホームページの運営を行うことができます。
運用サポートは下記のようなものがベースとなります。
- ●ページの情報修正(価格・サービス内容など)
- ●ブログやお知らせの投稿
- ●画像や動画の差し替え
- ●SEO対策(検索順位を上げるための調整)
- ●アクセスレポートの分析・提出
- ●デザインや集客力の向上
保守費用の相場
先程の維持管理のお話も含めて下記に簡単に記載いたします。
A.最低限の保守(サーバー維持・更新のみ) | 月3,000円〜10,000円 |
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B.A+定期的なメンテナンスと更新サポート | 月10,000円〜50,000円 | C.B+大規模サイトやショップサイトの運用保守 | 月30,000円〜100,000円 |
これも地方などはより安価なサービスが多い傾向に捉えています。
弊社だと、「B」タイプにアドバイザーとし参加しても月1万円いかないくらいですね。安ぃ、、@@!
サービスや機能が選べる時代に何をするのか
ホームページが日本国内で事業の一般的な広告媒体として本格的に活用され始めたのがおおまかに2000年くらい。
地方で大きなムーブメントが起きたのがその数年後といったところでしょうか。当時の、非常に質素な反面、高額なページが未だに公開されていたりしています。
「よくわからないけど月に●万円かかってるよ」なんてリッチなお話も耳にします。
さすがにそれでは不健康ですので、ドメインやサーバーをもう一度見直すリニューアルを施すわけですが、2025年現在だとそれが「2周目」に差し掛かっていると思います。
※機能やウェブサービスの進化を広く捉えると、4~5週目とも言えます。あくまで上記は「ウェブサイトの必要性を認識してからのリニューアル回数」として捉えてください。
1周目時点では、ノーコード・ローコード技術やSNSの発達によって高い技術が必要なくとも情報発信が行え、それに伴うデザイン的なリニューアルが流行しました。
それが現在では、AIやWeb3などの進化に伴い、よりウェブ技術がどんどん便利で身近なものになっています。
簡単なだけでは使えているとは言いづらい
例えて言うと、「ご飯を作ること」簡単になった。が、それを「美味しく、高い満足度で食べてもらうこと」は実は別のお話となります。
ディレクター、デザイナー、コンサルタントなどなど、そうした流れに携わる人は多いのですが、このときの取捨選択を正しく行い、運用もコストも最適化していっていただきたいなぁ、というのをこのページの締めとさせていただきます。